エージェント

ツール使用

大規模言語モデルが外部のツール・関数・APIを呼び出し、テキスト生成を超えて現実世界で実際に行動する能力です。AIエージェントの中核をなす基盤機能です。

ツール使用Tool use)とは、大規模言語モデルがテキストを生成するだけでなく、外部の関数・ツール・APIを呼び出す能力のことです。ツール使用によってモデルはウェブ検索、コード実行、ファイル読み込み、他システムの操作などを行い、現実世界を記述するだけでなく実際に行動できるようになります。

その仕組みはループとして動作します。アプリケーションがツール定義(名前、説明、パラメータのスキーマ)をモデルに提供し、モデルはどのツールを呼び出すかを決めて構造化されたリクエストを返します。外部のコードがその操作を実行し、結果がモデルに返されると、モデルは推論を続けます。これはしばしば function calling(関数呼び出し)とも呼ばれ、MCP などのプロトコルがツールの公開方法を標準化しています。

ツール使用はあらゆる AIエージェントの基盤です。これがなければ、モデルは学習時の知識に制限されます。2025〜2026年にかけてフロンティアモデルの標準機能となり、SWE-benchなどのベンチマークで測定されています。これらの評価では、ツールへのアクセスが能力の大幅な向上をもたらします。

出典

関連項目